悪質なリフォーム業者がよく使う手口とは?見極めるコツを知ろう!

公開日:2022/06/15

悪質なリフォーム業者がよく使う手口

長年住み続けた愛着のある家も時期が来れば、リフォームが必要になりますよね。そんなときに頼りになるのがリフォーム業者ですが、なかには悪徳な方法でお金をだまし取られた方もいるようです。今回は、悪徳業者に騙されないためのポイントについてお話します。リフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

悪質なリフォーム業者がよく使う手口

消費者庁の情報によれば、近年増加しているのが訪問販売と点検商法といわれる手口です。これは、突然自宅に訪問してきて無料で点検している。などと言って上がり込み、白アリが居る、基礎の中にヒビが入っている、太陽光パネルの設置でこんなにお得になる、屋根の一部が破損しているなど、リフォームを促すような営業トークをします。

タダで点検してもらって、たまたま自宅に深刻な問題があることが判明したら、リフォームを検討するのは無理もない話でしょう。しかし、これが悪徳業者の手口なのです。

訪問販売の場合は、特定商法取引法に基づく法定書面の交付が必要になりますが、書類がないまま契約させられてしまったり、契約は屋根だけだったのに、施工途中でほかにも欠陥が見つかったとほかの場所もリフォームし始めた、今リフォームしている部分とキッチンのIHへの変更を一緒にしてくれたら割引します、いま契約してくれたらこれだけ割引します、補助金がつかえますなど一見こちらにお得になったり、親身になって考えてくれているかのような提案があります。

しかし、あとから契約書を見たら大変な金額になっていた、ということは珍しくはないばかりか、契約途中で一方的に工事の中止や契約破棄されたという考えられないこと例もあります。少しの傷なども大げさに言い、こちらの不安を煽るようなトークをして、その場で即決させようとするのもよくある手口といえるでしょう。

悪質な業者に狙われやすい家とは

近年では、高齢者を狙った悪徳業者によるリフォームが増加しています。高齢者だけの世帯の場合、インターネットで業者を調べたり、ほかの業者との比較がしにくく、騙されていることに気づかない場合もあるので、契約や見積もりに他の家族が立ち会うことで、トラブルを未然に防ぐことができます。また、地震や災害の多い地域では、少しのヒビや耐震工ことなどの名目で契約を取り付けられてしまうこと例もあります。

このほかにも、火災保険を申請すると調査員による現地訪問見積もり調査が実施されるのですが、調査員を尾行して調査員が帰ったあとに訪問する手口もあります。お客さん側は保険でリフォームできるし、業者を探す手間が省けたと気を許して契約してしまうのです。築年数の古い家なども当然、永年劣化してしまっている部分がありますので、直さなければ、家屋そのものに被害が拡大するなど、大げさに言われて契約してしまうような例もあります。

悪質なリフォーム業者を見極めるコツ

ここまで悪徳業者の主な手口についてお話してきました。では実際に、どうやって見極めたら良いの?と思っている方もいらっしゃると思います。普通の営業なのか、悪徳業者なのか建築に詳しくない方でも見極められる特徴を説明します。

悪徳なリフォーム業者の特徴とは

約束の無い訪問や、近くでの工事の挨拶と称した突然の訪問には、気を付けましょう。一般的に突然の訪問による営業を好まない消費者が多いなかで、わざわざ訪問営業をするのには理由があります。

もちろん、現在でも飛び込みの営業スタイルをされている優良な業者さんもないわけではありませんが、そのうえで話が大げさで強引、格安をアピールする、その場で即時契約を取り付けようとする、大幅な値下げをする、自社の商品やリフォームについての知識が薄く質問に対してしっかりとした回答をもらえない、断っても何度も連絡をしてくる、こちらの話を聞かない、大手代理店や市町村の下請け会社をアピールするなどの業者は注意が必要です。

一般的な営業は、ビラ配りやイベントなどでの反響営業やインターネットの会社ブログなどで、信用性の高い情報を発信しているものです。チラシやビラなどで興味をもってくれた人から連絡を受け、約束を取り付けて、現地調査や営業活動をするなど段階を経て訪問することが多いです。自社商品の説明なども内容がしっかりしているので、曖昧な説明はしないでしょう。

お客さんのニーズに沿った提案をするので、無理な営業やお客さんが望んでもいないリフォームを強引にすすめたり、しつこく勧誘することは社名や評判にも影響するため、あまり使わない方法と言えるでしょう。リフォーム業者もお客さんと長いお付き合いをするためにも、望まない工事で高額な提案をすることはありません。見積もりや契約書はしっかりと交わしますし、内訳について説明を求められれば答えてくれます。

逆に見積書や契約書を発行してくれず、あっても内容が良く分からない、説明を求めてもきちんと答えてもらえないなどは、悪質な業者である可能性が高いと言えるでしょう。疑問に思ったことや不審に思ったことは、ご自身で調べるのが大切です。

企業実績はあるのか、ホームページなど会社を確認する方法はあるのか、悪い口コミは無いのか、近所の工こと現場と営業に来た人は同じ業者なのか、価格や割引金額は妥当なのか、業者によって大きく金額が違っていないかなどを調べて、安心できる業者に依頼をしましょう。

悪質なリフォーム業者と契約してしまった際の対処法

もし、契約後に悪質なリフォーム業者だと分かった場合や、騙されたかもしれない、と思った場合には、国民生活センターや公益財団法人住宅リフォーム紛争処理支援センターに相談しましょう。どちらも公的な機関ですので、守秘義務を守ってくれますし、相談料金は基本的に無料です。188番に電話をかけるとお近くの相談窓口を紹介してくれます。通話料は別途になりますのでご注意ください。

相談後のクーリングオフなど、必要に応じて説明を受けることができます。クーリングオフ制度は、契約から8日以内に書面で解約を業者に通知しなくてはいけませんので、相談は早めに行いましょう。

 

2008年以降、増加傾向になったリフォームトラブルは2018年度には11,948件にものぼり、東京都では4,903件、大阪では2,515件、山梨県では137件になっています。大都市と比較すると少ないようにも思えますが、100件を超えるリフォームトラブルの相談が寄せられているのは事実です。悪質なリフォーム業者を見極めて資産を守りましょう。

【山梨県】おすすめのリフォーム業者5選

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会社名ミスターデイクHarkベリーズコーポレーション山信ホーム
特徴お客様満足を追求した上質なリフォームを提案長い目で見て本当によいハイクオリティーなリフォームを提案地域密着型でお客様にとって心地よいサービスを展開山梨県での施工実績5,000件を突破
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