雨漏りリフォームの費用相場とは?業者選びのコツもチェック!

公開日:2022/02/01


雨漏りはさまざまな原因で起きます。しかし雨漏りを放置すると家の腐敗が進み家全体のリフォームが必要となり費用が高くなります。早急な雨漏りを改善するにはリフォーム依頼が最も確実で修繕も早いでしょう。この記事では業者選びのコツや雨漏りリフォームの費用相場をご紹介します。

住宅に雨漏りが起きる主な原因

雨漏りは台風や大雨など自然災害で起こるイメージが強いです。しかし自然災害だけでなくさまざまなケースで雨漏りは起こってしまいます。自然災害の次に多いのが経年劣化です。屋根やベランダなどのひびから雨が侵入して雨漏りを起こします。とくに屋根は雨風のダメージを受けやすく昔ながらの瓦の屋根だと劣化の進行は早いです。

そのほかに施工不良、何らかの原因でできた損傷などが考えられます。いくつかの原因を揚げましたが、雨漏りはあらゆる場所から侵入するため原因を特定するのは難しいです。

中には雨漏りではなく結露や漏水だったというケースもあります。水道管・排水管から水が漏れていれば漏水、室内と室外の温度差が大きい時に水蒸気が起きるのが結露です。急に水道料金が高くなった場合は漏水の可能性が高いです。結露は換気をして室内の温度を下げることで防げます。

雨漏りが起きやすい箇所とは?

雨漏りはあらゆる場所で起きます。とくに起きやすい箇所をご紹介します。

屋根

屋根は建築後の年数が経っていれば傷やひびなどの劣化がみられます。屋根瓦の寿命は60年ほどですが、ひと昔前の板金の屋根は耐久性が低く、寿命は20年ほどで注意が必要です。また複雑な形状をした屋根は雨漏りのリスクが高くなると考えられています。

ベランダ

ベランダは床下に防水層を作り、表面にトップコートで覆われています。防水層の耐性は10~15年ほどで、それ以上経過すると、ひび割れが起き雨漏りを起こします。さらに排水溝や樋は雨水が流れ込む場所なため詰まると雨漏りになりやすいです。

外壁

外壁にひび割れや傷があると雨漏りを起こします。外壁による雨漏りは室内に被害が出にくいですが、断熱材や木材などの素材にダメージを与える危険があります。雨染みを見つけたら早急に対処をしましょう。

窓サッシ

外壁と窓の間を埋めるのに使われるゴムみたいな素材をコーキング剤といいます。コーキング剤にひび割れや剥がれが原因で雨漏りを引き起こします。コーキング剤の寿命は10年ほどですが、紫外線・雨風などで劣化が早まる場合もあります。

屋上

屋上は紫外線、雨風、地震などのダメージが大きいため経年劣化が起こりやすいです。また防水層の劣化、排水溝の詰まりによる雨漏りも屋上の雨漏りの原因です。

天井

天井は天井にある配管の劣化によって雨漏りを起こすと考えられています。そのほかに屋根や外壁のひび割れ、傷により雨水が入り込むケースもあります。

雨漏りリフォームの費用相場

雨漏りリフォームの費用相場は場所や劣化状況によって異なります。屋根は瓦やストレート屋根だと1~50万円ですが、棟板金は3~20万円ほどです。ベランダの雨漏りリフォームは3~25万円で、ベランダの下地まで劣化していた場合は30万円近くかかるでしょう。

外壁はコーキング・ひび割れ補修だと5~50万円程度で済みますが、外壁全体を張り替えるなどの大がかりなリフォームの場合100~300万円かかってしまいます。屋上は面積で費用は変動しますが20~100万円ほどです。

しかし施工面積が広い、性能のよい防水剤を使用すると100万円以上かかるかもしれません。窓サッシはコーキング補修だと3~25万円ですが、天窓を交換・撤去するのであれば20~100万円の費用が発生します。天井の雨漏りリフォームは10~20万円ほどです。場所に関係なく雨漏りリフォームは50万円前後でできる場合が多いです。

しかし雨漏りの原因を調べるために大がかりな調査をするとプラスの費用が5~40万円かかります。また雨漏りを放置したままで材質が腐食すると、材質の補修費用も発生し100万円以上かかってしまうかもしれません。雨漏りを見つけたら早めに業者へ見積もりを行うようにしましょう。

雨漏りリフォーム業者選びのポイント

雨漏りリフォームを依頼したいとき、業者選びは慎重に決めたいものです。業者選びを適当にしてしまうと悪質なリフォームをされる、高額な費用請求などのトラブルに発展するかもしれません。確実に雨漏りリフォームを完了してもらうために、おすすめする業者選びのポイントをご紹介します。

雨漏りの場所に応じて業者を使い分ける

雨漏りをしている場所ごとに専門のリフォーム業者を選びましょう。屋根から雨漏りをしているのであれば屋根屋、瓦屋へリフォームを依頼します。外壁や窓サッシなどからの雨漏りであれば雨漏り専門のリフォーム業者へ見積もりします。専門外の業者を選ぶと雨漏り補修をしてもらえない場合があります。さらに費用がかかってしまうパターンもあるため、必ず専門の業者ごとに依頼をしましょう。

地域に特化した業者

地域に特化した業者もおすすめです。大手のリフォーム会社だと下請けの仲介手数料が発生し費用が高くなるかもしれません。地域密着の業者であれば雨漏り調査から施工まで担当するため費用を抑えられます。

経験豊富な業者

雨漏りの原因を特定するのは難しいです。多くの雨漏り補修に携わっている業者であれば長年の経験から原因を突き止めるかもしれません。建物の知識はもちろんですが、雨漏り検診士などの専門の資格を持った作業者がいるリフォーム業者を選ぶのもよいでしょう。

アフターフォローの充実度

修理後、雨漏りが落ち着いたと思ってもすぐに雨漏りに悩まされる場合があります。そんなときは一定の期間で設けられている無料補修がついた業者を選びましょう。優良な業者のほとんどはアフターフォローを用意しています。しかし無料補修はなく費用を請求する悪質な業者もいるため、アフターフォローの内容は必ずチェックしましょう。

 

雨漏りはあらゆる箇所で起きるため特定が難しいです。リフォーム依頼する場合は雨漏りの専門知識のある作業者がいる業者を選びましょう。場所を特定するだけでなく適切な修理を施します。また雨漏りの場所ごとで業者を分けるのもおすすめです。雨漏りをそのまま放置してしまうと家を支える材質が腐食し、家全体のリフォームが必要となる場合があります。雨漏りを見つけたら自分で解決せず、業者に補修依頼をしましょう。

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