防音リフォームを行う利点とは?注意するべきポイントも合わせて確認!

公開日:2022/03/15


音のストレスから解放されて、のびのびと暮らしたいですよね。そんな暮らしを叶えるには防音リフォームという選択があります。防音リフォームのポイントや注意点を確認しながら、自分に合う方法を見つけましょう。費用が気になる方もいるかもしれませんが、補助金が使える可能性についても説明しますので、ぜひお役立てください。

防音リフォームを行う利点とは?

音に対するストレスは、思っている以上に暮らしに関わります。テレワークで自宅にいる時間が増え、気になりはじめた方もいるのではないでしょうか。外から聞こえる音をわずらわしく思うこともあれば、逆に自分が誰かに迷惑をかけているのではないか、と心配になることもありますよね。人が生活する以上、音はどうしても出てしまうものです。

しかし、それがストレスになるほどであれば、対策をしましょう。リフォームによってこの先快適に過ごせるのなら、防音リフォームを考える価値があります。気になる騒音から解放される、子どもに「静かにしなさい」と言わなくて済む、楽器の練習を家でもできる、まわりを気にせず大きな声で歌える、そんな音の悩みやトラブルから解放されて、のびのびとした暮らしを叶えましょう。

防音リフォームの種類ごとの特徴

防音リフォームをするには、音の伝わり方を知ることが必要です。気になる音と対策がずれていると、リフォームの効果が薄れてしまうからです。

防音には、音を跳ね返す「遮音」と音を吸収して抑える「吸音」があり、また振動による音の伝わりを抑える「防振」「制振」があります。これら4つの種類に合わせて対策をします。そのため、目的に応じた素材や施工方法があります。

窓の防音

防音効果のある内窓を設置し窓を二重にする、または窓ガラスを防音効果の高いものにとりかえるといった方法(5~15万円程度)で遮音、吸音します。また、簡単なものなら遮音カーテンという手もあります。

床の防音

足音やドアの音は振動にも注目です。遮音フローリングに張替える(20~35万円程度)、床材の下に防振マットを敷く(30~60万円程度)、防音カーペットを用いる(1~5万円程度)といった方法があります。

壁の防音

室内からの音漏れが気になる方は、壁を見直すといいかもしれません。壁に吸音材と遮音シートを入れる(10~25万円程度)、ドアを防音効果のあるものに変更する(15~30万円程度)、換気口から音漏れしている場合はキャップの交換をする(1~5万円程度)などの方法があります。

天井の防音

集合住宅の上階からの足音やドアの音など振動をともなうものは対策が難しく、また天井裏の空間があることで、余計に響くなど複雑な要因があります。天井裏に吸音材を充填するなどの対策(40万円~)がありますが、ケースによりできないものもありますので、まずは実績のある専門業者に相談しましょう。

防音室を作る

より本格的な防音をするには、防音室があります。天井や床の間に防振材を挟むことで、部屋全体を浮かせたようなイメージで音を防ぎます。やはり費用は150~700万円と高額になります。そこまで大がかりな工事は構造的に難しいという方には、防音ボックスという方法があります。これは部屋の中で組み立てる小さな防音室というイメージです。大きさもさまざまで50~300万円ほどの費用がかかります。

防音リフォームのポイント

ここからは、防音リフォームをする前に知っておきたいポイントをご紹介します。

原因と希望を明確にする

上でご紹介したように、音の伝わり方とその対策にはいろいろな方法があります。防音リフォームというと壁への対策をイメージする方も多いですが、音が天井から伝わっていることもあります。

また、音だけでなく振動がストレスの原因の場合もあります。何の音が気になるか、どこから音が伝わっているのか、どのような希望があるのかを明確にすることが解決へのポイントです。

補助を使えるか調べる

空港周辺や幹線道路周辺、自衛隊在日米軍の飛行場周辺に住んでいる方は、防音リフォームに対する補助金が出る可能性があります。

防音リフォームを行う際に注意するべき点

賃貸物件に住んでいる場合

賃貸物件を勝手に防音リフォームするのはNGです。規約をチェックし、貸主にきちんと確認や相談をしましょう。まずは工事の必要のない防音カーペットや遮音カーテンなどを試すのもいいかもしれません。

木造だと高くなる

木造は通気性がよい反面、鉄筋の住宅に比べ音が伝わりやすい構造といえます。より防音対策が必要になるので費用は高くなる傾向があります。

業者選び

相場より安すぎる見積りを出す業者には気をつけましょう。もし材料費を浮かせているとしたら、充分な効果が期待できないかもしれません。また、ハウスメーカーの紹介は高くなることがあるので、費用を抑えたい場合は自分で探す方がよいでしょう。

 

防音リフォームといっても、簡単なものから大掛かりなものまで種類があります。自分の求める防音のポイントをきちんと押さえていけば、無駄な出費や効果がないといった失敗を避けられるでしょう。防音問題をクリアすれば、なんとなく諦めていた趣味も思いきりできるかもしれません。音の問題から離れた生活を叶えるために、防音リフォームをぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。

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